About

私は幼い頃から虫が好きで、特に身近な存在のセミに興味を持ち、小学生の自由研究で日本にセミが37種類もいるということに衝撃を受け、そのまま虜となりました。

本作は人間の視点ではなく、セミや昆虫となるべく同じ立場・目線で撮影しました。
枝上で鳴くセミや地面を歩く幼虫に向かって手を伸ばして撮影することで、表情が変わることのない彼らの顔にも確かな感情や生命力が感じられるような気がします。

至近距離でカメラを向けられたセミは何を思うのだろうかと考えることがあります。
すぐに逃げるもの、その場にじっと留まるものなどさまざまです。
セミが飛んで逃げる瞬間を撮影した時は、カメラを構えてから飛ぶまでに数秒の時間差がありました。いったい何を考えていたのでしょうか。

出来事の一瞬を切り取って、自分の見る視点をそのまま再現することができる写真というメディアを使えば、セミが刹那に魅せる行動を長時間見つめることが可能となります。
そんな写真を通して、小さな命のセミや昆虫に浮かぶ表情や思考、力強さを感じていただければ幸いです。

本作は現在も進行中であり2026年も継続して撮影を進める予定です。

日本大学芸術学部写真学科
江嶋 神良 Eshima Kagura

活動実績

2026年 1月 本サイト開設
2026年 2月〜3月 写真専攻 大学・専門学校選抜作品展「New Generation Photography 2026」参加

※撮影の裏話や写真作品に対しての考えなどはnoteに不定期でまとめています。
note:https://note.com/misomiso_zemi